”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.270

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.270」です。
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毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「資格試験に向けて勉強をしているのですが、最近全くやる気が出ません。春の寒暖差の影響でしょうか? 良い対策があれば教えて頂きたいです。」

「やる気」に関しては周期がありますので、人それぞれでやる気の波が異なります。

ただし、全体の周期はありますので、それに合わせることが一つの有効な対策となると思います。

われわれは、地球で生活していますので、地球という環境の影響を受けています。

・気温差

・気圧の変化

・日照時間の変化

・人間関係

などなど多岐にわたりますが、特に日本では四季がありますので、四季の変化に伴う「日照時間の変化」は注意しておきたいところです。

日照時間が長い = 交感神経優位が長くやる気が出やすい

日照時間が短い = 副交感神経優位が長くやる気が出にくい

などがわかりやすい影響の一つです。

なので、「冬至→夏至」までの間に種をまいて、「夏至→冬至」で収穫する、というサイクルを回すのが適当だと考えられますね。

やる気のない時期にわざわざやる気を出すよりも効率的だと言えます。

今の時期は「冬至→夏至」のタイミングですので、交感神経優位でやる気が出やすい時期と言えます。

なので、やり方次第でやる気は取り戻しやすい時期ですね。

そうなるともう一つの観点として「モラル・ライセンシング」が挙げられます。

「モラル・ライセンシング」とは、、

良いことをした後に、悪いことをしても良いと思ってしまう行動心理。
頑張った後に、サボっても良いと思ってしまう行動心理。

のことです。

これには、脳の「大脳新皮質」と「辺縁系」が関係しています。

「大脳新皮質」は主に”理性”をつかさどり、「辺縁系」は主に”本能”をつかさどっていると言われています。

理性的な行動をずっとしていると「大脳新皮質」が疲労し、「辺縁系」が優位になってきます。

そうなると、理性的な行動ではない本能的な行動をとりやすくなってしまうという流れです。

ここで頑張って理性的な行動を続けていると、いつしか爆発して燃え尽き症候群の様になってしまいます。

なので、それを予防するには、、

「あえて、何もしない時間を1~2時間作る」

ことが有効になります。

少しぼーっとして何も考えずに1~2時間過ごすと、意外と頭がすっきりしたりしますので、

資格試験勉強で疲れを感じた時に「あえて何も考えない時間」を意識的にとってみると良いかもしれません。

参考になっていれば幸いです。