”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.484

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

5月16日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.484」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「寝る前のスマホがやめられません。体に良くないのはわかっているのですが、なぜ良くないのでしょうか?やめられる方法が知りたいです。」

寝る前のスマホ、ついやってしまいますよね。。

「よくないとは分かっているけど、気づいたら触っている」という人はかなり多いと思います。

なぜやめにくいのかというと、そこには“ドーパミン”という脳内物質の特徴が関係しています。

ドーパミンは「快楽のホルモン」と思われがちですが、実際は“報酬を期待した時”に出る、行動のエネルギーのようなものです。

例えばスマホを開く時、人の脳は、

「誰かから連絡きてるかな?」
「面白い動画あるかな?」
「新しい情報あるかな?」

と、“何か良いものがあるかもしれない”と期待します。

するとドーパミンが出て、「もっと見たい」「次も気になる」という状態になりやすくなります。

しかもスマホは、

・すぐ刺激が手に入る
・寝転がったままでも見られる
・次に何が出るか分からない

という、脳がハマりやすい条件をかなり満たしています。

特に「次に何が出るか分からない」という“不確実な報酬”は強力で、SNSやショート動画を何度も見てしまう大きな理由の一つです。

そして寝る前にスマホを見続けると、脳がずっと興奮状態になり、休息モードに入りにくくなります。

本来、夜は脳も身体も「休む準備」をしたい時間です。
でもスマホから次々と刺激が入ることで、脳は「まだ活動時間だ」と勘違いしてしまいます。

その結果、

・寝つきが悪くなる
・眠りが浅くなる
・朝スッキリしない
・翌日の集中力が落ちる

といった状態につながりやすくなります。

さらに、ドーパミンをスマホで大量に使うことで、本来は仕事や勉強、運動などに使いたかった“やる気の燃料”が減ってしまうこともあります。

「やらなきゃいけないのに動けない」
「なんとなく集中できない」

という感覚の背景に、スマホ習慣が関係しているケースも少なくありません。

では、どうすればやめやすくなるのでしょうか?

大事なのは、「根性で我慢する」より、“脳がハマりにくい環境”を作ることです。

例えば、

・寝る30分前はスマホを別の部屋に置く
・充電場所をベッドから離す
・通知を減らす
・ショート動画アプリをホーム画面から外す
・代わりに本や音楽を使う

こうした工夫はかなり効果があります。

特におすすめなのは、「寝室にスマホを持ち込まない」ことです。

最初は落ち着かないかもしれません。
でもそれは、脳が刺激に慣れているだけでもあります。

少しずつ“何も刺激がない時間”に慣れてくると、頭の中が静かになり、睡眠の質や集中力も変わってきます。

スマホ自体が悪いわけではありません。
便利な道具ですし、今の生活には欠かせない存在です。

ただ、寝る前だけでも少し距離を取れると、脳はかなり休みやすくなります。

「やめなきゃ」と責めるより、まずは“脳を休ませる時間を作る”という感覚で、少しずつ試してみるのがおすすめです。

参考になっていれば幸いです。