”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.480

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

4月11日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.480」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「耳が悪いとバランスも悪くなると聞きました。なぜ耳が悪くなるとバランスが悪くなるのでしょうか?」

私たちは普段、何気なく立ったり歩いたりしていますが、そのバランスを支えているのが「前庭覚(ぜんていかく)」という感覚です。

これは、体が今どこにあり、どのように動いているのかを感じ取る働きで、耳の奥にある器官によってコントロールされています。

これが「耳が悪くなるとバランスが悪くなる」言われている所以です。

前庭覚には主に2つの役割があります。

ひとつは「三半規管」と呼ばれる器官で、頭の回転を感知する働きです。首を振る、うなずく、傾けるといった動きの中で活躍しています。

もうひとつは「耳石器」と呼ばれ、体の移動や重力を感じ取ります。歩く、ジャンプする、横に動くといった日常動作の中で重要な役割を担っています。

これらの情報は脳で統合され、私たちは無意識のうちに姿勢やバランスを保っています。

しかし、この前庭覚は普段あまり意識されないため、機能が低下していても気づきにくいのが特徴です。

もし前庭覚が弱くなると、ふらつきやすくなったり、片足立ちが不安定になったりします。

簡単なチェック方法として、目を閉じて片足立ちをして15秒以上キープできない場合は、バランス機能が低下している可能性があります。

では、どうすれば前庭覚を鍛えられるのでしょうか。

ポイントは大きく2つです。

まずは頭をさまざまな方向に動かすこと。首を回す、上下左右に動かすといったシンプルな動きで、三半規管に刺激が入ります。

もうひとつは体をしっかり動かすことです。スクワットやランジ、横移動などを取り入れることで、耳石器が活性化されます。

特別なトレーニングでなくても構いません。普段あまり行わない動きを少し意識して取り入れるだけでも、感覚はしっかり鍛えられていきます。

前庭覚は、姿勢の安定や転倒予防だけでなく、日常生活の質や運動パフォーマンスにも大きく関わる大切な感覚です。

年齢と共に低下してしまう前庭覚、ぜひ日々の生活の中で意識し、トレーニングを通じて少しずつ刺激を与えて低下しないように予防していきましょう!

参考になっていれば幸いです。