こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
4月4日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.479」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「枕があってない気がして、中々質の高い睡眠がとれません。質の高い睡眠をとるための寝具の選び方などを教えてほしいです。」
「枕が合っていない気がする」という感覚、かなり大事なサインです。
結論から言うと、枕は“高さ”よりも「自然な姿勢を保てているか」がすべてです。
まず枕の役割ですが、単に頭を乗せるものではありません。
マットレスや敷布団と、後頭部〜首の間にできる隙間を埋めて、“立っているときに近い自然な姿勢”を作ることが本来の目的です。
このバランスが崩れると、首や肩に余計な負担がかかり、結果として睡眠の質が下がります。
合っていない枕の典型は、「高すぎる」「低すぎる」のどちらかです。
特に注意したいのは高すぎる枕で、首が不自然に曲がることで血流が悪くなり、肩こりや頭痛の原因になるだけでなく、健康リスクにつながる可能性もあります。いわゆる“殿様枕”の状態ですね。
では、どう選べばいいかというとポイントはシンプルで、、
「仰向けで寝たときに首の後ろに隙間ができていないか」
「横向きのときに首が傾いていないか」
をチェックしてください。
違和感なく呼吸がしやすい状態なら、かなり合っている可能性が高いです。
素材については、適度な弾力があり、吸湿・放湿性があるものが理想です。
硬すぎるとフィットせず、柔らかすぎると沈み込みすぎるので、“支えつつフィットする”バランスが重要です。
次にマットレスですが、ここも睡眠の質に直結します。
選び方の軸は「寝姿勢」と「体圧分散」のバランスです。
おすすめは基本的に高反発タイプです。
理由はシンプルで、寝返りが打ちやすいからです。
人は一晩に20回前後寝返りを打つと言われており、これがスムーズにできないと血流が滞り、体への負担が増えます。
低反発は体圧分散には優れていますが、柔らかすぎると沈み込んで寝返りしにくくなるため注意が必要です。
最終的な判断基準は、「無理なく寝返りが打てるかどうか」。これがかなり重要です。
そして見落とされがちですが、寝具以上に影響が大きいのが「寝る前の過ごし方」です。
特にカフェインと光は要注意です。
カフェインは覚醒作用だけでなく、体内時計を遅らせる働きがあります。
また、夜に明るい光(スマホやLED)を浴びると、さらに体内時計が後ろにズレます。
この2つが重なると、1時間以上も睡眠リズムが乱れることがあります。
対策としては、カフェインは遅くとも16時以降は控えること。
そして寝る1時間前からは照明を暗めにして、スマホの使用もできるだけ減らすこと。
この2つだけでも、入眠のしやすさは大きく変わります。
まとめると、枕は「高さ」ではなく「自然な姿勢」を基準に選ぶこと。
マットレスは「寝返りのしやすさ」を重視すること。
そして夜の光とカフェインをコントロールすること。
この3つを整えるだけで、睡眠の質はかなり変わります。
もし「なんとなく合ってない気がする」という違和感があるなら、それは体からの正しいサインです。
一度、寝具と習慣を見直してみる価値は十分にあると思います。
参考になっていれば幸いです。