”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.476

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

3月14日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.476」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「なかなか十分な睡眠を取ることができずに悩んでいます。睡眠不足を解消する方法を教えてほしいです。」

睡眠不足でお悩みの方は多いと思います。

睡眠不足を解消する方法として、まず知っておいてほしいのは「特別なテクニックよりも基本が大事」ということです。

最近は「睡眠の質を上げる方法」などがよく話題になりますが、実はその前にやるべきことがあります。

それは睡眠時間をしっかり確保することです。

日本人の平均睡眠時間は約7時間20分ほどで、世界平均よりも1時間以上短いと言われています。

さらに1960年代と比べても睡眠時間は減少しており、多くの人が気づかないうちに慢性的な睡眠不足の状態になっています。

このように、日々の睡眠不足が積み重なった状態を睡眠負債と呼びます。

まず睡眠不足を解消するために大切なのは、毎日の睡眠時間を少し増やすことです。

いきなり1〜2時間増やそうとすると難しいので、まずは30分早く寝ることから始めてみてください。

それだけでも体調や集中力が変わることがあります。

次に大切なのが、同じ時間に寝て同じ時間に起きることです。

人の眠気は「睡眠圧」と「体内時計」という2つの仕組みによって作られています。

睡眠圧は起きている時間が長くなるほど溜まる「眠りたい欲求」で、体内時計は約24時間のリズムで働く生体の時計です。

この2つがうまく重なると、人は自然に眠りやすくなります。

逆に、寝る時間や起きる時間がバラバラだと体内時計が乱れてしまい、眠りに入りにくくなります。

また、「週末にまとめて寝れば大丈夫」と思っている人も多いですが、実は睡眠は貯金ができません。

確かに睡眠負債は数日しっかり眠ることである程度回復しますが、普段の睡眠不足を週末だけで完全に補うことは難しいと言われています。

もし休みの日に好きなだけ寝たとき、普段より2時間以上長く寝てしまう場合は、慢性的な睡眠不足の可能性があります。

さらに睡眠不足は単に「眠い」という問題だけではありません。

慢性的な睡眠不足になると、集中力や判断力が低下したり、イライラしやすくなったりすることが知られています。

つまり睡眠不足は、仕事のパフォーマンスや人間関係にも影響する可能性があるのです。

睡眠は脳のメンテナンスとも言われています。

起きている時間が長くなると、脳の中ではタンパク質の化学的変化が起こり、神経の働きが低下すると考えられています。

そして睡眠を取ることで、この状態がリセットされます。

つまり、睡眠は体だけでなく脳を回復させるためにも必要な時間なのです。

まとめると、睡眠不足を解消するために大切なのは次の3つです。

・毎日の睡眠時間を30分増やす
・同じ時間に寝て同じ時間に起きる
・週末の寝だめに頼らない

特別な方法を試す前に、まずはこの基本を整えることが睡眠改善の第一歩です。

睡眠は健康だけでなく、日々のパフォーマンスや感情の安定にも大きく関わっています。

忙しい毎日の中でも、少しだけ睡眠を優先する習慣を作ることが、長い目で見て大きなメリットにつながると思います。

参考になっていれば幸いです。