こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
3月7日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.475」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「脂肪肝と言われてしまいました。どのように対処したら良いでしょうか?注意点や改善方法を教えてください。」
「脂肪肝と言われてしまった、、」という相談は多くあります。
脂肪肝というと「お酒の飲みすぎ」や「食べすぎ」のイメージを持つ方が多いかもしれませんが、実際には、それだけが原因とは限りません。
特に近年は、腸内環境の乱れが脂肪肝に関係していることも分かってきています。
腸内環境が悪化すると、腸のバリア機能が低下します。
本来であれば体内に入らないように防がれている炎症物質や有害物質が血流に入り、肝臓へと運ばれてしまいます。
すると肝臓では慢性的な炎症が起こりやすくなり、「インスリン抵抗性」と呼ばれる状態が起こります。
インスリン抵抗性とは、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが効きにくくなる状態です。
この状態になると脂肪の代謝がうまくいかなくなり、肝臓に脂肪が溜まりやすくなります。
また、脂肪肝を考える上で重要なのが「脂肪を外に運び出す能力」です。
通常、食事から得られた糖質や脂質は体内でエネルギーとして利用されます。
余ったエネルギーは一度中性脂肪に変換されますが、その後「リポタンパク質」という形で血液中に運び出され、全身の組織で使われます。
しかし、このリポタンパク質を作る能力が低下していると、脂肪をうまく外に運び出すことができません。
その結果、脂肪が肝臓の中に蓄積し、脂肪肝になってしまうのです。つまり脂肪肝は「脂肪が多すぎる」というよりも、「脂肪を外に出せない状態」とも言えるのです。
さらに、肝臓は血糖値をコントロールする重要な臓器でもあります。
食事で摂取したブドウ糖は、まず肝臓に取り込まれ、必要に応じてグリコーゲンとして貯蔵されます。
そして血糖値が下がると、貯蔵していたグリコーゲンを再びブドウ糖に戻し、血糖値を安定させます。
いわば肝臓は「血糖値のクッション」のような役割を担っています。
しかし脂肪肝によって肝機能が低下すると、この血糖コントロールがうまくいかなくなり、血糖値の乱高下が起こりやすくなります。
では、脂肪肝を改善するためには何を意識すればよいのでしょうか。
まず大切なのは、血糖値を急激に上げない食生活です。
甘いものや精製された糖質を一度に多く摂ると、肝臓の処理能力を超えてしまいます。
主食の量を見直し、食物繊維を意識して摂ることは血糖値の安定につながります。
次に重要なのが、腸内環境の改善です。
発酵食品や食物繊維を取り入れることで、腸内細菌のバランスを整えることができます。
腸内環境が整うことで、肝臓への炎症負担を減らすことにもつながります。
さらに、適度な運動も欠かせません。
運動によって筋肉がエネルギーを消費すると、血糖や脂肪の利用が促進されます。
ウォーキングや軽い筋力トレーニングを習慣化することで、肝臓に脂肪が溜まりにくい体になります。
脂肪肝は自覚症状が少ないため軽く考えられがちですが、放置すると生活習慣病のリスクを高める可能性があります。
ただし、生活習慣を整えることで改善するケースも多い状態です。
食事、腸内環境、運動の3つを意識しながら、肝臓に優しい生活を心がけていきましょう(^^)
参考になっていれば幸いです。