「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」 健康まめ知識マガジン 2022年8月14日号

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「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」
健康まめ知識マガジン 2022年8月14日号

※「健康まめ知識マガジン」は毎週日曜日発行予定です。
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本マガジンは「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」をテーマに最新の健康まめ知識をお届けいたします(^^)
普段の健康習慣のブラッシュアップや痛み・疲労のお悩み解決の一助になれば幸いです。
是非お読みくださいm(__)m


■今回のテーマ■

【”運動連鎖”は”バケツリレー”!?】

こんにちは。

ペインフリー代表の高橋です。

今日は台風一過でまた暑くなりそうです(^_^;)

火曜日にはまた40℃近くまで気温が上がる予報ですが、お盆が過ぎれば30℃前後まで気温も下がりそうなので、もう一踏ん張りですね(^^)

短い夏を最大限楽しんでいきましょう。

さて、そんな今回は「運動連鎖」について記していきます。

人の身体をみる上で重要になってくるのが、「3つの目」です。

「虫の目」 → 筋肉や関節など

「鳥の目」 → 神経支配や関連痛など

「魚の目」 → 運動連鎖など

今回はこの中で「魚の目」である「運動連鎖」についてです。

「運動連鎖」とは、、

姿勢・運動・動作の分析、もしくはエクササイズを処方する上で用いられる概念

です。

基本的に人は地面からの重力を上に伝えていくことで力を発揮しています。

地面に接地している面からいろんな筋肉や関節を経て重力を上まで伝えて行きます。

この際に、動きの悪い部位があるとその他の部位で代償して補います。

このことを「代償動作」と言います。

この「代償動作」が継続的に起こることによって筋肉の硬さに偏りが出たり、関節の可動域に偏りが出たり、さまざまな悪影響が起こります。

→「運動連鎖の滞り」 
→「代償動作の発生」
→「代償動作の継続」
→「筋肉のハリや関節の拘縮の発生」
→「痛みの発生」

という流れですね。

この「運動連鎖」はタイトルの通り「バケツリレー」に例えられます。

例えば、、

足の小指(小趾外転筋)
→足裏の外側(外側縦アーチ)
→すねの筋肉(前脛骨筋)
→お尻の筋肉(腸脛靭帯を経て外旋六筋)

という運動連鎖の流れがある場合、足の小指が機能せず、足裏の外側のアーチがつぶれてしまっていると「すねの筋肉」が頑張って重力をお尻の筋肉へつながなければいけなくなります。

バケツリレーで言うところ最初の二人がサボっている状態ですね。

これを繰り返していると「すねの筋肉」が疲労し、筋肉が硬くなってしまいます。

この場合、足の外側のアーチをあげてあげたり、足の指のトレーニングをして足の小指に力が入るようにアプローチをすると「すねの筋肉」が楽になったりします。

これは今までサボっていた2人がバケツリレーに参加することで「すねの筋肉」の負担が減った結果という感じですね。

「筋肉が硬くなっているからその部分をほぐす」というだけでなく「その部位が硬くなっている原因を運動連鎖から導き出す」ことで根本解決に一歩近づきます。

サボっている筋肉を見つけ出して負担の少ない身体作りをしていきたいですね。


最後までお読み頂きありがとうございました。


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