こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
8月19日(火)のテーマは「睡眠周期と睡眠負債の考え方」です。
昨日は「睡眠」について記しました。
「睡眠が免疫力と体重管理に大きく関わっている」
「日本人の睡眠時間が7時間22分→6時間40分とどんどん短くなっている」
といったところまで記したかと思います。
睡眠には ノンレム睡眠とレム睡眠 があり、交互に繰り返す「周期」があります。
一般的に90分サイクルと言われますが、実際には 80〜120分と個人差 があり、その日の体調や体内時計によっても変わります。
周期ごとに役割が異なることも分かってきており、睡眠研究はいまだ奥が深い分野です。
一方で、睡眠不足による経済損失は15兆円 にものぼるとされ、これは集中力低下によるパフォーマンス低下やミス・トラブルの増加、体調不良などの影響によるものです。
これらを防ぐためには睡眠不足を解消する必要があります。
睡眠不足の判定方法として「睡眠負債」の考え方があります。
たとえば制限なく眠れる日を設け、普段より長く眠ってしまった分が「負債」と考える方法です。
普段と同じくらいの時間で自然に目覚めるなら負債はほぼないと判断できます。
研究によると、平均 8.2時間の睡眠で睡眠負債が解消されるとされています。
最初は長く眠っても、必要分を取り戻したらそれ以上は眠らなくなるのです。
ここで面白いのは、睡眠には「貯金」ができない という点です。
いわゆる「寝だめ」は不可能で、あくまで不足分を返済するだけです。
あくまで負債を完済したら、それ以上必要な分は取らないと言う事ですので、気になる方は睡眠負債の有無を確認して睡眠不足を解消し、日中のパフォーマンス向上に努めていきましょう(^^)
