”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.445

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

8月9日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.445」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「立ち上がる際に、つい”どっこいしょ”と言ってしまいます。なんだか恥ずかしいのですが、なぜこのような声が出てしまうのでしょうか?」

「どっこいしょ」など、つい声が出てしまうことはよくありますよね。

これは運動連鎖(キネティックチェーン)の3つの局面から考えるとわかりやすくなります。

3つの局面とは、、

①準備局面(導入動作)
②主要局面(主動作)
③終末局面(制動動作)

です。

つまりはどう準備をして、主な動きを作り出し、どのようにコントロールするか、という3つの局面があるということです。

これを立ち上がる動作に置き換えますと、、

①準備局面(導入動作)
→上半身を前に倒して、重心を前方移動させる

②主要局面(主動作)
→前に倒れないように制御しながら重心を上方へ移動する

③終末局面(制動動作)
→重心を移動したとこによりバランスを崩さないようにコントロールして直立する

「どっこいしょ」の場面は②であることが多く、前に倒れないように制御する動き(背部のエキセントリック収縮)と重心を上に移動する動き(コンセントリック収縮)のどちらかもしくは両方の動きに問題がある可能性があります。

立ち上がる際に膝をぐっと押すと立ち上がりやすくなりますが、これは重心を上に移動する動きをサポートしている動作と考えられます。

運動連鎖の中でどの局面に滞りがあるかを見ると、動きの悪い局面だから声を出してサポートしているというのがわかるということですね。

運動連鎖から考えていくと面白いと思います(^^)

参考になっていれば幸いです。