こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
8月2日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.444」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「年齢を重ねると共に身体の調子が変わってきているのを感じます。なんとなく変わってくるのは理解できるのですが、なぜ変わってくるのかわかりやすく教えてほしいです。」
年齢を重ねると共に自分の身体の変化を感じることは必然ですよね。
私も常に変化を感じながら過ごしています。
この時に人間の身体を「工場」に例えると健康の仕組みがとてもわかりやすくなります。
「人間工場株式会社」には3つの主な仕事があります。
1. 消化と吸収(12:00~20:00)
食べ物を消化し、栄養を吸収する仕事。
2. 代謝(20:00~4:00)
吸収した栄養を血や肉など身体の一部に変える仕事。
3. 排泄(4:00~12:00)
不要なものを体外へ出す仕事。
これらの作業が順番通りにスムーズに進めば「健康体」でいられます。
しかし、例えば代謝の作業(②)が終わる前に食べ物を摂る(①)と、新たな材料が工場に届いてしまい、代謝の負担が増えます。
結果、処理しきれない材料が倉庫にたまり、それが体脂肪となり「肥満」となります。
したがって、「代謝」が終わってから次の「消化と吸収」を行うことが、身体をうまく回すポイントということですね。
この工場の作業員は「体内酵素」です。
しかし酵素は年齢とともに減少していきます。
例えば20歳の時点で100人いた作業員が、40歳には80人と減っているイメージです。
そのため、年を重ねると代謝が落ちたり、脂っこいものがきつくなったりするということですね。
年齢とともに「粗食」が勧められるのも、この理由からです。
こうした考え方を知っておくと、自分の健康習慣を見直すうえで役立つと思います。
参考になっていれば幸いです。
