こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
7月29日(火)のテーマは「心の健康に必須な行動は第二の矢を放たない事!?」です。
昨日は鈴木佑さんの著書「無」について記しました。
今日もその続きです。
本書で特に印象的だったのは、「本当の苦しみは第二の矢を放つかどうかで決まる」という点です。
つまり、嫌な出来事(第一の矢)に対して、さらにそれを繰り返し考える(第二・第三の矢)ことで、苦しみが深まっていくのです。
この繰り返し考える行為を「反芻思考」と呼び、過去の嫌な記憶を何度も思い返してしまう思考パターンを指します。
反芻は、牛が食べた草を何度も噛み直す行為からきています。
本書でも、反芻思考がメンタルに与える悪影響は大きいとされており、複数のメタ分析で、うつ病や不安障害との関連性、さらには心臓病や脳卒中のリスクまで高まることが示されています。
つまり、反芻思考への対処は、精神的な苦しみだけでなく、身体的な病気の予防にも重要だということですね。
反芻思考への対処を忘れずに実行していきましょう(^^)
