こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
7月10日(木)のテーマは「DITとは!?」です。
今週は「代謝」について連続的に記しています。
代謝については三つの代謝がある旨を記しましたが、意外と知られていないのが「DIT」です。
月曜日にも記しましたが「食事誘導性熱代謝(DIT)」とは、、
食事を摂ることで、消化器官が活発に動き消費するエネルギーのこと
です。
具体的には、、
・消化液の生成と分泌
・ブドウ糖、アミノ酸などの吸収
・肝臓、胃、腸などにおける代謝の増大
などなどで、これらの消化吸収活動を行う過程で発生するエネルギーのことを「DIT」と言います。
この「DIT」は栄養素によって代謝されるエネルギー量に差があります。
・炭水化物 → 摂取エネルギーの約5〜10%
・脂質 → 摂取エネルギーの約0〜3%
・たんぱく質 → 摂取エネルギーの約20〜30%
たんぱく質がかなり多くエネルギーを消費するんですね~。
単純に計算すると、炭水化物メインの食事を500kcal摂るのと、たんぱく質メインの食事を同じく500kcal摂るのとでは、DITが、
→炭水化物メイン25〜50kcal
→タンパク質メイン100〜150kcal
といった感じで4〜5倍も違うことになります。
差し引きすると、同じカロリーを摂取しても、大きな違いになるいうことですね。
恐るべしDIT。。
代謝を高めたい方は、「基礎代謝」「活動代謝」だけでなく「食事誘導性熱代謝(DIT)」も意識してみると良いかもしれません(^^)
