基礎代謝の構成要素とカロリー

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

6月19日(木)のテーマは「基礎代謝の構成要素とカロリー」です。

昨日は「3つの代謝」について記しました。

ダイエットをしたことのある方の多くは、、

「一定体重まで減量に成功したが、それ以上体重が減らない」

という経験をされたことがあるのではないでしょうか。

「5kg痩せるぞ!」と頑張ってみても「3kgしか落ちない。。」という経験ですね。

これが起こる原因は多々ありますが、一番わかりやすいのが、、

「基礎代謝の変化」

です。

体重が減ると基礎代謝が減りますので、その分消費カロリーが減ります。

そうなるとそれまでと同じダイエット方法では、それ以上体重が減らないという現象が起こるわけですね。

部位別の一日当たりのカロリー消費は以下です。

・心臓 : 440kcal (1kgあたり)
・腎臓 : 440kcal (1kgあたり)
・肝臓 : 200kcal (1kgあたり)
・脳  : 240kcal (1kgあたり)
・筋肉 : 13.2kcal (1kgあたり)
・脂肪 : 4.4kcal (1kgあたり)

ダイエットをすることによって、筋肉と脂肪の増減が起こるため消費カロリーの増減が生じます。

例えば、筋肉量が1kg減って、脂肪が2kg減ったとします。

そうなると差し引き体重は3kg減ったことになりますね。

この場合、筋肉が減ったことによって13.2kcal基礎代謝が減り、

脂肪が減ったことによって8.8kcal基礎代謝が減ったことになります。

そうなると「13.2+8.8 = -22kcal」基礎代謝が減ることになり「今までよりも体重が減少しにくくなる」わけですね。

多くのダイエットの場合、筋肉量は増えないもしくは減っていることが多いので、基礎代謝がマイナスに触れてしまいリバウンドの原因になったりします。

「筋肉量を減らさずに痩せるべし」というのはこういう計算で成り立っているわけですね。

ダイエットする時はこの公式を参考にしてみると良いかもしれません(^^)