体重の増減を決める要素の一つは〇〇!?

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

6月11日(水)のテーマは「体重の増減を決める要素の一つは〇〇!?」です。

今週は「適正体重」について連続的に記しています。

体重の増減に関して知っておきたいこととして見落としがちなのが、、

「体内の水分量」

です。

人間の身体は約60%が水分と言われています。

この水分量によって体重は大きく増減します。

体重で階級が分かれているスポーツ(ボクシングなど)の場合、よくある減量方法として「水抜き」というものがあります。

体内の水分をできるだけ出して一時的に体重を落とし、試合当日に一気に体重を戻す(水分を戻す)という方法なのですが、多い人ですと7〜8kgの体重を水分のみで数日で落としてしまいます。

それだけ体内に水分があるということです。

これは体内の塩分(ナトリウム)とカリウムの関係性を見ていくと理解が深まります。

「ナトリウム」と「カリウム」は細胞内の水分調整を行っています。

細胞内の水分が不足すると、細胞外にいる「ナトリウム」が水分と共に細胞内に入り細胞内の水分を増やします。

逆に細胞内の水分が多くなると、細胞内にいる「カリウム」が「ナトリウム」と共に水分を細胞外に追い出し細胞内の水分量を減らします。

こうして体内の水分量をカリウムとナトリウムで調整しているということですね。

この仕組みを利用してカリウムを多く摂ってナトリウムを摂らない状態で発汗することで水分をどんどん出して体重をコントロールする方法が「水抜き」と呼ばれる物です。

当然、身体への負担が大きく体重減少も一時的なため全くお勧めしませんが、体内の水分量次第で体重は大きく増減するということを理解しておけると良いと思います(^^)