痛みを遠ざける方法とは!?

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

5月22日(木)のテーマは「痛みを遠ざける方法とは!?」です。

今週は「痛み」について連続的に記しています。

今日は「痛み」を遠ざけるために必要な考え方を記していきます。

ざっくりと分けますと「急性痛」は損傷を伴うため「治療」が必要、「慢性痛」は損傷を伴わないため「治療」ではなく「対処」が必要という風に分けられます。

「治療」はお医者さんを代表とする医療の範疇なので、整体を含む医業類似行為を行ってはいけない職種の方々は取り扱ってはいけませんが、「対処」は「治療以外」の幅広いサービスが対象となります。

「慢性痛」の原因を特定するためには以下の3つの視点が必要です。

①鳥の目
②虫の目
③魚の目

①鳥の目は、少し離れた場所から全体を客観的に見る目のことを言います。

②虫の目は、物事を深く掘り下げて細部まで見る目のことを言います。

③魚の目は、流れの中で物事を捉える目のことを言います。

「肩こり」を例に挙げると、、

①鳥の目 → 肩甲骨の位置、首の位置、鎖骨の位置など

②虫の目 → 僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋など

③魚の目 → 腕をあげる際の代償動作(肩甲骨の挙上)、足関節の背屈制限によるアライメントの乱れ(フォワードヘッド)、腕をあげる際に鎖骨が連動しているか、など

といった感じで見るポイントが変わってきます。

これらを総合的に判断して、「慢性痛」の痛みの原因の「仮説」を「日常」から炙り出します。

この「仮説」をもとに改善方法を実施し、改善されればOK、改善されなければ別の仮説を立てなおす、ということを繰り返していくという流れですね。

この仕組みを作ることで「痛みとの距離が取れる」ということです。

「木を見て森を見ず」ではなく総合的に「日常の改善」に導くことが大切ということですね(^^)