具体的な五月病対策とは!?

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

5月9日(金)のテーマは「具体的な五月病対策とは!?」です。

昨日は「五月病」について記しました。

「五月病」には「精神的休養」が有効なのですが、それを説明する上でわかりやすいのが、、

「モラル・ライセンシング」

です。

「モラル・ライセンシング」とは、、

良いことをした後に、悪いことをしても良いと思ってしまう行動心理。
頑張った後に、サボっても良いと思ってしまう行動心理。

のことです。

これには、脳の「大脳新皮質」と「辺縁系」が関係しています。

「大脳新皮質」は主に”理性”をつかさどり、「辺縁系」は主に”本能”をつかさどっていると言われています。

理性的な行動をずっとしていると「大脳新皮質」が疲労し、「辺縁系」が優位になってきます。

そうなると、理性的な行動ではない本能的な行動をとりやすくなってしまうという流れです。

つまり、4月に新しい環境になりその環境に対応しようと一生懸命頑張った結果、「大脳新皮質」が疲労し「辺縁系」が優位な状態になるため、本能的な行動(やりたくないことをしない、無理をしない、など)をとることが多くなり、それが「5月病」という呼ばれ方をしているということですね。

これを防ぐためには、定期的に「大脳新皮質」を休ませることが有効です。

本能的にやりたいと思うこと(テレビを見る、映画を見る、マンガを読む、など)をやる時間を一日1~2時間作るとその時間で「大脳新皮質」が休まるため、翌日に丸一日やる気が出ない、、現象を防ぐことが出来ます。

GW明けでやる気が出ない、、という方は「モラル・ライセンシング」の可能性が高いです。

一日1~2時間だらける時間を作って「大脳新皮質」を休めて対策をしてあげましょう(^^)