”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.429

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

4月19日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.429」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「栄養についての知識は偏りやすいと言われていましたが、押さえておいた方が良いことはありますか?教えて頂けますと幸いです。」

「栄養」は健康体を作る上で重要な項目の一つです。

栄養は身体に様々な角度から影響を与えますので、重要度は高いですね。

単純に痩せたり太ったりするだけでなく、精神的な影響や各種ホルモンの働きなどにも関わってきますので、まずは大枠から捉えていけると良いと思います。

「栄養」は以下の三つの目的で摂取されます。

①約半年後の身体を作るため

②今の身体を動かすため

③今の身体を調整するため

基本的に人間は「口から食べたもの」でできています。

もう少し細かく言うと「口から食べて吸収されたもの」でできているわけですが、今食べたものが、今すぐに身体の一部にはなりません。

「酵素」によって「消化~吸収~代謝」の流れを経て、ようやく身体の一部になっていきます。

部位によって差がありますが、短い部位ですと2~3日、長い部位で1~2年後に自分の身体(皮膚や骨など)になっていくと言われています。

自分の身体になるというのはいわゆる「新陳代謝」によって細胞が入れ替わることを意味します。

37兆2000億個の細胞が死んで生まれ変わることを繰り返して、見た目では変化はわかりませんが、常に新しい細胞と入れ替わり続けているということですね。

「動的平衡」と言われますが、見た目では分からないけど常に変わり続けているというわけです。

「”健康のために~を食べる”といった行為は半年くらいを続けないと効果がわからない」

というのは、まさにこの理由からです。

二つ目と三つ目の「今の身体を動かすため」はまさにエネルギーとしての栄養です。

エネルギーというと「糖質」を思い浮かべる方も多いと思いますが、「脂質」や「タンパク質」もエネルギーとして作用します。

また三つ目の「今の身体を調整する」に該当するビタミンやミネラル作用によって、エネルギーとしてしっかりと消費していくことができます。

「酵素」の役割を助ける「補酵素」が重要ということですね。

こうしたものをしっかりと必要量摂ることによって「今の身体」を正常に動かすことができるわけです。

①半年後の身体を作るため

②今の身体を動かすため

③今の身体を調整するため

この三つの大原則をまずは頭に入れておくと良いと思います。

参考になっていれば幸いです。