”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.428

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

4月12日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.428」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「なかなか肥満体から抜け出すことができません。カッコ良い身体になる前にまず肥満体から抜け出したいのですが、どのようにアプローチすれば良いですか?」

なかなか肥満体から抜け出せない方は多いですよね。

全体の流れとして肥満の方が増加していることは周知の事実だと思います。

これは日本だけではなく世界的に特に先進国で起こっています。

アメリカの疾病管理予防センターに寄れば1950年代の肥満率は10%を下回るレベルでしたが、2010年代には35%まで上がっています。

ざっくり3.5倍になってるということですね。

先進国では肥満が3.5倍にもなっているというのが大きなポイントだと思います。

これは人間の進化の過程を考えると以下の原因が考えられます。

・古代の環境には食料の保存や流通のシステムがないため、なるべく高カロリーな食事を好むように脳が進化した

・そのため高カロリーな食事に対して脳が喜ぶようなシステムができている

・古代は高カロリーな食事にありつける機会が少なかったが、現代は特に先進国においていつでも好きな時に高カロリーな食事にありつける環境が整った

・高カロリーな食事に脳が喜ぶシステムを考えると意志の力だけで肥満に立ち向かうのは難しい

などなどです。

そもそも人間として生き残っていくために高カロリーな食事を脳が欲するようにできているため、高カロリーな食事をとりたいと思うことはごくごく自然なことです。

これをうまくコントロールする術を身につけられるかどうかが自分の望む体重を維持できるかの一つのポイントということですね。

まずは自身の食事を記録するところから始められると良いと思います。

そして次に、自身の体重、年齢、性別、筋肉量などを加味して1日に必要なカロリー数を認識します。

その上で自身に必要なカロリーでの食事パターンを何パターンが作り、継続できるパターンを見つけます。

あとはそのパターンを80%くらいの達成率で継続していけると良いと思います。

参考になっていれば幸いです。