季節要因と栄養について

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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11月12日(火)のテーマは「季節要因と栄養について」です。

昨日は「身体への季節要因」について記しました。

「柔軟性は春〜夏に向上しやすく、痩せやすいのは秋〜冬」

と言ったところまで記したかと思います。

今日は季節要因と栄養についてです。

昔から、、

「初ものを食えば七十五日生きのびる」

「初ものは縁起がいい」

などと言われています。

昔の人たちは、日本の四季折々、季節ごとの食材を上手に食べることでからだのバランスを整え、健康を保ってきました。

「春」
→山菜や野草がおいしくなる春には「にがみを盛れ」と言われてきたようで、これは、にがみのあるものを食べ、冬の間に体内にたまった老廃物を出して、ビタミンやミネラルを摂り入れようという知恵なのだそうです。

「夏」
→きゅうり、なす、トマト、スイカなどウリ科やナス科の夏野菜は、からだを冷やし、体温調整をサポートをしてくれます。

「秋」
→「秋茄子は嫁に食わすな」が有名ですが、「ナスはからだを冷やすので大事な嫁に食べさせるな」という意味が込められているようです。
これは夏の食習慣のまま、からだを冷やすナス科やウリ科の野菜を食べ続けてはいけないことを教えています。
旬の魚(イワシやサバなど)の良質な油をたっぷり摂って、寒い冬に備えます。

「冬」
→寒さからからだを守るため、からだを温める根菜(ごぼう、にんじん、れんこんなど)を多く摂るようになります。

このように、昔の人たちは自然の恵みに沿った四季のサイクルで、栄養のバランスを取り健康を維持していたようです。

旬のものは太陽と大地から最高の恵みを受けて育っているため、栄養価も高くなっているためおいしく感じますし、上記のように季節に応じた健康効果もあるので、積極的にとっていきたいですね。

「旬なものを食べる」

ということが食事において一番の健康法なのかもしれません(^^)