”粗食”と”代謝酵素”について

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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3月16日(木)のテーマは「”粗食”と”代謝酵素”について」です。

数日前に記しました「105歳まで現役の医師として働き続けた日野原重明さん」の健康法は以下です。

・粗食(80歳以降は一日1300kcal)

・運動(とにかく歩く)

・うつぶせ寝

・チャレンジし続ける

・”健康感”を持つ

などなどです。

この中で「粗食」に関しては体調管理において有効なことを本ブログで何度か取り上げてきたと思います。

・内臓を休める

・消化酵素の働きを減らすことで代謝酵素の働きを強める

などの効果によって体内の細胞が正常に機能するため体調が整う可能性が高まるわけですが、これは人間だけではなく、動物にも言えるようです。

例えば、「クマ」。

「クマ」は冬眠という形で「断食」に似た行為をしています。

その間に餓死してしまうということはなく、むしろ無理やり「冬眠」させずにエサを与え続けた「クマ」は寿命が短くなってしまったという研究データも出ているそうです。

習慣的に「冬眠」と言う形で「断食」をすることによって「健康」を保っているということかもしれませんね。

「冬眠」というかたち以外でも成長段階で「断食」をする生き物もいます。

「オタマジャクシ」などはそのよい例です。

「オタマジャクシ」が「カエル」のなるまでの数日間はエサを一切摂らないそうです。

「オタマジャクシ」から「カエル」に変化する過程では、、

・尻尾が消える

・手足が消える

・エラも消える

などまったく違う生き物のように変化します。

相当な数の細胞分裂と不要な細胞の処理が同時に行われるため、そこに集中すべくあえて”食べない”という期間を作っているわけですね。

ちなみに「オタマジャクシ」も無理やりエサを与え続けた場合、いつまでも「カエル」になれなかったそうです。

「”代謝酵素”の働きをあえて強める期間を定期的もしくは戦略的にとる」

ということは体調管理していく上で重要な要素だと動物たちが教えてくれているのかもしれませんね。