”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.305

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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11月26日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.305」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「朝起きた時に手の指の関節にこわばりがあります。少し経てば気にならなくなるのですが、効果的な対処法はありますか?」

指の関節が腫れてきたり、変形して来たりする方は特に女性に多くいらっしゃいます。

手指の変形性関節症や関節リウマチなどが考えられますが、どちらも女性の方が発症確率が高いのが特徴です。

手指の変形性関節症とは、、

・ヘバーデン結節 → 指の第一関節を中心にコブ状の腫れや変形症状をもたらす疾患

・ブシャール結節 → 指の第二関節を中心にコブ状の腫れや変形症状をもたらす疾患

などです。

「へバーデン結節」と「ブシャール結節」は第一関節か第二関節かの違いですが、「関節リウマチ」との違いは朝方に手のこわばりや痛みを伴わない点です。

関節リウマチとは、、

免疫の異常によって関節の内側を覆っている滑膜に炎症を起こし、関節が腫れたり、痛みを起こす病気

です。

「手指の変形性関節症」とは違い、朝方に手のこわばりや痛みを伴います。

30~50歳代の女性に多く発症するのが特徴で、原因は不明です。

何らかの原因で自己免疫システムに異常をきたし、自身の骨膜を外敵と勘違いして攻撃してしまうことで炎症が起こるとされています。

気になる場合は、まず「変形性関節症」なのか「関節リウマチ」なのかを病院で診断してもらうようにしましょう。

その上で、具体的な対策としては、、

・手全体を温めて血行を良くする(入浴、マッサージなど)

・免疫力を高める、整える
→腸内環境を整える
→質の高い睡眠をとる
→マインドフルネスなどでストレス回避
→日の光を浴びる時間を多くとる(足りない場合はビタミンDの摂取)

・ビタミンB郡の摂取(脳の中枢神経や手足の末梢神経を正常に保つ)

・加圧トレーニング(上肢)

などです。

原因がいまいちはっきりとわかっていないため、日々の健康習慣を強化することが対策となります。

特に今の時期は寒さに伴う末端の血流不良が起こりやすいので、まずは上記の対策を実施してみると良いのではないかと思います。

参考になっていれば幸いです。