”肝炎治療”について

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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11月9日(水)のテーマは「”肝炎治療”について」です。 

先日は「肝炎」について記しましたので、今日は「肝炎治療」にフォーカスしていこうと思います。    

日本人に特に多いのはA型・B型・C型の3つの肝炎です。 

この3つについてそれぞれ治療法をまとめると以下です。 

・A型肝炎 
→主に水や食べ物を介して感染する(牡蠣など) 
→発熱、倦怠感、食欲不振、吐き気、などの症状 
→ワクチンで予防可能 
→基本的に安静にしていれば治るが入院を勧められることもある 
→1度かかると永久免疫ができるため再感染することはない 

・B型肝炎 
→主に血液・体液を介して感染する 
→抗ウイルス剤(インターフェロン)、肝庇護薬(かんひごやく)、ステロイド離脱療法、などが行われる 

・C型肝炎 
→主に血液・体液を介して感染する 
→感染力は弱く、ほとんどの場合は輸血による感染が多い 
→症状は軽いが7割が慢性化する 
→治療を行い、慢性化、劇症化しなければ完治する    
→基本的に”インターフェロン療法”を行う 
→インターフェロン療法が適さない場合は、肝庇護薬による治療となる 

といった感じです。 

「インターフェロン療法」とは、肝炎ウイルスの増殖を抑え、最終的に肝炎ウイルスの核酸も破壊する治療法です。 

健康保険が適用され、最初2週間ほど入院し連日投与、その後通院し週に2~3回の投与を半年間続ける、といった治療になることが多いようです。 

身体に合う合わないがあるので、その人に合った治療法をお医者さんと相談しながら決めていく流れになると思います。 

先日も記しましたが、肝臓は「沈黙の臓器」と言われています。 

健康診断等で肝機能が引っかかった方は、早めに検査をしておきましょう!