”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.296

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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9月24日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.296」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「慢性的にひざ痛があり、足が曲がっている感じがします。足が曲がっていることとひざ痛には関係があるのでしょうか?」

ひざ痛でお悩みの方は非常に多いです。

「ひざ痛」は潜在患者数を含めますと、、

「約3000万人」

いると言われています。

ひざの痛みが出始める平均年齢は、

「56.4歳」

と言われており、中高年の方に限るとなんと、

「60%以上」

の方がひざ痛に悩んでいるようです。

年齢とともに悩まされる方が多くなる理由としては、

・加齢と共に進行するひざの軟骨のすり減り

・20歳時の体重よりも過体重になっている方が増えるため

などが考えられています。

「体重が1kg増えるにつき、膝の負担が8kg増える」

と言われていますので、過体重によってひざの負担が増して、軟骨のすり減りが加速して行くことが主な原因ということですね。

これ以外の原因として「脚のねじれ」が考えられます。

多くの場合、ふとももの前の筋肉の負担が大きく、大腿(ふとももの部分)は内旋・下腿(すねの部分)は外旋していることが多いです。

簡易的なチェック法は以下です。

→仰向けで寝る

→膝のお皿の向きと足の第二趾の向きを確認する

→膝のお皿が内側、足の第二趾が外側を向いていたら「大腿内旋、下腿外旋」の可能性あり

という感じです。

その場合、ふとももの前の筋肉を緩めるためにふとももの後ろの筋肉の筋出力を高めたり、

大腿を外旋するために中臀筋の筋出力を高めて筋トレを行ったり、といったアプローチをしていくと効果的だと言われています。

膝痛の原因はさまざまですので、その人の状態にあったアプローチをしてあげるようにしましょう。

参考になっていれば幸いです。