”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.292

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.292」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「コーヒーを好んで飲んでいるのですが、心臓がバクバクする感じがしたため飲む量を減らしたところバクバクが治まりました。コーヒーと心臓のバクバクには関係があるのでしょうか?」

私もコーヒーは好んで愛飲しています(^^)

こうした栄養関係の因果関係は0か100で捉えないことが重要です。

何事も過剰になれば害になりますし、適度に摂れば有効に作用しますので、ちょうど良いところを見つけていけると良いのではないかと思います。

まず、コーヒーに含まれるカフェインのメリットは以下です。

・覚醒作用
・鎮痛作用
・脂肪の燃焼を促進する
・脳卒中のリスクを軽減する

などなどです。

続いてデメリットは以下です。

・胃痛誘発
・貧血
・自律神経の乱れ
・心拍数の増加
・興奮
・不眠症
・下痢
・吐き気
・めまい
・高血圧リスクが高くなる
・妊婦では胎児の発育を阻害する

などなどです。

こうしてみるとデメリットの方が多く見えてしまいますが、あくまで適切な量を摂ればメリットが得られ、過度に摂りすぎるとデメリットが発生します。

基準は以下です。

成人:カフェイン400mg/日、コーヒーカップ5~6杯

12歳以下の子供:体重1kg/カフェイン2.5mg

あくまで基準ですので、個々のカフェイン感受性によって基準は変わってきます。

簡単な「カフェイン依存」のチェック方法は、カフェインの摂取をやめた際に以下の項目に当てはまるかどうかでわかるそうです。

・頭痛が起こる
・からだがだるい
・頭がぼんやりする
・不安になったり気分が落ち込んだりする
・嘔吐が起こる
・集中力がなくなる
・眠気

これらに一つでも当てはまった場合は摂取を控えて症状が緩和するか見る必要があるとのこと。

ここまでを見ると、集中するためにカフェインをとる方が多いと思いますが、摂りすぎると逆に集中力がなくなるなど、メリットとデメリットが表裏一体になっていることがわかります。

最近の研究では一日3杯のコーヒーで「がん予防」「うつ病予防」「脂肪燃焼効果」「肝機能UP」などの良い効果のものが多くなってきていますので、効果的に摂取するためには個々にあった摂取量を守るという、コーヒーとの「大人」な付き合い方が大事ですね。

参考になっていれば幸いです。