”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.290

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.290」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「背中~腰にかけて痛みが出ます。特に寝起きが1番痛いのですが、動き始めると痛みは軽減していきます。何か原因はあるのでしょうか?」

背中~腰にかけて痛みが出る方は多くいらっしゃいます。

痛みの出る位置が「腰の少し上あたり」の場合、以下の原因が考えられます。

・胸椎の動きが悪い

・前かがみの姿勢が多い

・寝返りが少ない

などです。

「腰の少し上あたり」は胸腰移行部と言われる箇所です。

胸椎から腰椎へと移行する箇所で、前かがみになったりする際に動きの起点となりやすい箇所です。

これには肋骨が関わっています。

胸椎は肋骨がついていますが、腰椎には浮肋骨(前側まで繋がっていない肋骨)以外に肋骨はついていません。

なので、動きに制限がある胸椎と制限のない腰椎で差が出るため、身体を折り曲げやすい起点となりやすいということです。

ここで「胸椎がかたい」とダイレクトに胸腰移行部に負担がかかり、前かがみの姿勢が多いと負担が蓄積されます。

これが継続されると痛みの原因になり得るということです。

また、数日前にも記しましたが、寝返りの少なさは寝起きの痛みに直結します。

「寝返りが少ない」と、、

「身体の一部分に圧がかかり続ける」

「血流がかたよる」

「骨格が歪む」

などの悪影響が出やすく、それが「痛み」につながっているということですね。

ご質問者様の場合、「特に寝起きが痛い」とのことでしたので、そこも原因の一つとしてあり得ると思います。

「睡眠環境」を見直しながら、「胸椎の動き」を改善していけると予防に繋がりますので、出来るところから実施していけると良いと思います。

参考になっていれば幸いです。