”睡眠”と”枕”の考え方

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
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今日のテーマは「”睡眠”と”枕”の考え方」です。 

先日は「枕」について記しました。 

・残念ながらこれと言っておすすめできる枕がない    

・理由としては「個人差が大きい」「寝返りを打つため」「その日の身体の状態によって変わるため」などが挙げられる 

といったところまで記したかと思います。 

要は、その人に合わせてアジャストするのが難しいということです。 

個人差は体重や身長、骨格などを指します。 

体重1kgにつき1mmずつ枕の高さを調整(例:5kg体重が増えたら5mm高くする、5kg体重が減ったら5mm低くする)しなければいけないなんて言われていますので、これは大変です。 

これに加えて「その日の身体のコンディション」が上乗せされてきます。 

仰向けで寝たときの首や頭の位置は、その日の身体活動による筋肉の収縮の影響によって変わります。    

例えば、前にかがむ動きを多くした場合は、仰向けで寝たときの首や頭の位置が高くなる=枕が高くなるということですね。 

最後に「寝返り」です。 

「寝返り」が多い方が「寝起きの痛みが少ない」と言われています。 

なので、寝返りはしっかり打てた方が良いのですが、そこに枕をアジャストするのがこれまた難しいんですね。 

一般的には、仰向けに寝たときに、敷き布団と首の角度が5〜15度になるのが理想的だとされています。 

横向きに寝たときには、背骨や頸椎・頭が床と平行な状態になるのが望ましいです。 

これに枕を合わせるとなると、真ん中が少しへこんでいて、寝返りを妨げないくらいの柔らかさを保ちつつ、サイドは少し高くなっている、というのがベストということになります。 

そして、こうした枕をその日のコンディションに合わせてタオルを入れるなどして高さを調整して寝る、というのが基本的な対処法ですね。 

なかなか難しいですが、気になる方は試してみると良いかも知れません。