筋肉は縮むことしかできない!?

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

8月7日(木)のテーマは「筋肉は縮むことしかできない!?」です。

今週は「バイオメカニクス」の重要性を連続的に記しています。

そもそも体を動かすためには筋肉の活動を理解する必要があります。

筋肉の活動(収縮様式)には以下の3つがあります。

・コンセントリック収縮(求心性活動)
・アイソメトリック収縮
・エキセントリック収縮(遠心性活動)

この3つの収縮様式は「立っている状態からしゃがんで立ち上がる動き」で説明がつきます。

・立っている状態
→アイソメトリック収縮
→関節の動きはないものの重力に対して力を発揮しているため

・しゃがむ動き
→エキセントリック収縮(遠心性活動)
→大腿四頭筋や大臀筋が引き伸ばされながらブレーキをかけて動きをコントロールしながらしゃがむ

・立ち上がる動き
→コンセントリック収縮(求心性活動)
→大腿四頭筋や大臀筋を収縮させて立ち上がる

といった感じですね。

総じて言えることは「筋肉は縮むことしかできない(収縮しかできない)」ということです。

各種動きに対して、該当筋肉への収縮の信号を送ることで動きが成り立っています。

これによって普段よく使われる筋肉(信号の入力が多い筋肉)が短縮位になりやすく、それに応じた姿勢が形作られるというわけです。

筋肉の収縮様式を理解することでより良い指導に繋げていきましょう(^^)