「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」 健康まめ知識マガジン 2025年9月28日号

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「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」
健康まめ知識マガジン 2025年9月28日号

※「健康まめ知識マガジン」は毎週日曜日発行予定です。
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本マガジンは「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」をテーマに最新の健康まめ知識をお届けいたします(^^)
普段の健康習慣のブラッシュアップや痛み・疲労のお悩み解決の一助になれば幸いです。
是非お読みくださいm(__)m


■今回のテーマ■

【”考えすぎ”が心を疲れさせるワケとは!?】

こんにちは。

スモールジム&整体painfree代表トレーナーの高橋です。

朝晩が大分涼しくなってきましたね(^^)
と同時に、食欲が増してきたのは私だけでしょうか?笑

「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」色々とありますが、それぞれ満遍なく楽しんでいきたいですね(^^)

さて、そんな今回は「感情と考えすぎの関係」について記していきます。

私たちは日々、さまざまな出来事に直面します。
うれしいこと、悲しいこと、腹が立つこと…。
しかし実は「感情」そのものは出来事から直接生まれるわけではありません。
感情は「その出来事をどう解釈したか」によって形づくられます。

仏教には「矢のたとえ」という教えがあります。
人生における苦しみの第一の矢は「出来事」そのもの。
しかし本当の苦しみを生むのは、その後に自分で放ってしまう「第二の矢」、つまり考えすぎです。
「どうして自分だけが…」「また失敗したら…」
と頭の中で何度も矢を放つことで、第三、第四の矢までもが心を傷つけてしまうのです。

脳はもともと生存を優先する仕組みを持ち、「闘うか逃げるか」という二択で反応しがちです。
ところが、私たちの意識は本来「充実感」や「喜び」を得るために働きます。
大切なのは、脳の自動反応に振り回されるのではなく、意識に耳を傾けること。

ここで区別しておきたいのが「考え」と「思考」の違いです。
考えとは新しいアイデアや知的素材を生み出すクリエイティブなもの。
一方、思考はその考えにとらわれ、ぐるぐると繰り返すこと。
思考が多くなるとネガティブな感情が増え、逆に減らすことで自然にポジティブな感覚が広がります。
無理に「前向きに考えよう!」とするのもまた思考の一種で、かえって逆効果になることもあるのです。

頭の状態を「瓶の水と砂」で例えると分かりやすいでしょう。
かき混ぜれば濁りが広がり、何もせずに置いておけば澄んでいきます。
私たちの心も同じで、考えすぎるほど濁り、手放すほど澄んでいくのです。

歴史を振り返っても、偉人たちは「余白」の時間を大切にしてきました。
発明王エジソンは鉄球を手に持ち、うたた寝の中でアイデアを得たといいます。
散歩、昼寝、空を眺めるといった一見「無駄」に思える時間こそ、ひらめきの源なのです。

つまり、私たちが本当に意識すべきことは「考えすぎない」こと。
考えを知的素材として活かしつつ、思考を減らして頭に余白をつくる。
すると自然にポジティブな感情や新しい発想が湧いてきます。

今日のテーマをまとめると──

感情の苦しみは出来事ではなく「考えすぎ」から生まれる。

脳の自動反応ではなく、意識の声に耳を傾ける。

頭に「余白」を持つことで、自然に創造性やポジティブな感情が生まれる。

次に心がざわついたとき、まずは深呼吸をして「余白」をつくってみてください。澄んだ頭から、新しい気づきややさしさがきっと生まれてくるはずです(^^)

最後までお読み頂きありがとうございました。


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