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「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」
健康まめ知識マガジン 2025年8月10日号
※「健康まめ知識マガジン」は毎週日曜日発行予定です。
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本マガジンは「痛み・疲労のない快適な人生を送ろう!」をテーマに最新の健康まめ知識をお届けいたします(^^)
普段の健康習慣のブラッシュアップや痛み・疲労のお悩み解決の一助になれば幸いです。
是非お読みくださいm(__)m
■今回のテーマ■
【“抗重力筋”と元気な姿勢の秘訣とは!? 】
こんにちは。
スモールジム&整体painfree代表トレーナーの高橋です。
夏の暑さにもだいぶ慣れてきましたね(^^)
お盆の時期は割と涼しい(←とはいっても33℃とかですが、、笑)予報ですので、酷暑も一旦休憩といった感じかと思います。
お休みの方も多いと思いますので、しっかりとリフレッシュしたいですね(^^)
さて、そんな今回は「重力に逆らって私たちの体を支える筋肉=抗重力筋」の大切さについて記していきます。
私たちが立ったり歩いたりできるのは、重力に負けずに姿勢を保つ筋肉(=抗重力筋)のおかげです。
でも、この筋肉は加齢とともに確実に衰えます。骨の影響もありますが、姿勢が崩れる一番の原因は“筋肉”なのです。
なんと、宇宙の無重力空間で1ヶ月過ごすと、筋力は約20%も低下すると言われています(骨は1〜2%)。これは寝たきりの2倍のスピード!つまり、重力がない生活はあっという間に筋力を奪ってしまうということです。
だからこそ、自分の足で歩くこと、日常生活で体を動かすことがとても大切です。怪我や病気で安静が必要なときも、できるだけ早くリハビリを始める理由はここにあります。
〇特に守りたいのは下半身の筋力!
抗重力筋は特に下半身に多く、姿勢保持や日常動作に欠かせません。衰えると転倒や寝たきりのリスクがぐっと高まります。代表的なのは…
大腿四頭筋(太もも前)
大臀筋(おしり)
中臀筋・小臀筋(おしり横)
下腿三頭筋(ふくらはぎ)
衰える原因は、使わないことによる筋萎縮(廃用性萎縮)、遅筋線維の減少、神経伝達の低下など。これを防ぐには、習慣的な筋トレと脳から筋肉への信号を活性化する運動が必要です。
〇力学で動きを理解する“バイオメカニクス”
バイオメカニクスとは、生き物の動きを物理的に分析する学問です。
重心の位置や移動方法、必要な力を理解することで、効率的なトレーニングメニューを作ることができますので、自己流ではなくやはりバイオメカニクスを理解したプロにトレーニングメニューを考えてもらうのが1番効率的です。
ちなみに重心は、男性のほうがやや高く、女性は低め。これを知るだけでも、鍛えるべき筋肉や優先すべき動作が見えてきます。
〇 筋肉の3つの収縮様式
①コンセントリック収縮(縮めながら力を出す)…立ち上がるときなど
②アイソメトリック収縮(長さを変えずに力を出す)…立った姿勢をキープするとき
③エキセントリック収縮(伸ばされながら力を出す)…しゃがむときのブレーキ動作
中でも③エキセントリック収縮は最も多くの筋繊維を使うため、効率的に筋肉を鍛えるのに適しています。“ネガティブ動作”を意識することで、短時間でもしっかり筋肉を刺激できます。
〇「どっこいしょ」は体からのサイン?
動作は3つの局面(準備・主動作・制動)に分けられます。
立ち上がるときに思わず声が出るのは、多くの場合「主動作」の部分で重心移動やバランス制御がスムーズにできていないサインです。
局面ごとに動きを見直すことで声を出さなくてもスッと立ち上がれる体に近づくことができます。
抗重力筋は日常動作の要ですので、しっかりと習慣的に鍛えていきたいですね(^^)
今日も重力に逆らって、しっかり筋肉を使っていきましょう(^^)
最後までお読み頂きありがとうございました。
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