こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
10月11日(土)のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.454」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「左の足だけ外反母趾になっており、気になっています。適切な対処法がありましたら教えてください。」
外反母趾でお悩みの方は多いと思います。
腰痛やひざ痛、肩こりに至るまでさまざまな「痛み」の原因が実は「足」にあることは少なくないですので、外反母趾の対処は全身への悪影響を軽減する意味で重要です。
足はかなり複雑な構造をしており、骨の数は26個(種子骨を入れると28個)、からだ全体の骨の数との割合はなんと27%にもなります。
それだけでも体の中で重要な部位なのがわかりますね。
「外反母趾」は足の親指が内側をむいてしまい、親指の付け根の部分の骨がぽっこり出てきてしまっている状態です。
「外反母趾」の足の場合、そのほとんどが過剰回内(オーバープロネイション)という状態になっています。
過剰回内(オーバープロネイション)になっていると、かかとまわりの関節が動きすぎて柔らか過ぎる足になり、歩行時に硬い足に移行できない足になってしまいます。
こうなると、第一中足骨が床から持ち上げられ、母指とは反対側に反り返りながら横に広がってしまうため、母指が外反してしまうのです。
「外反母趾」の原因が過剰回内(オーバープロネイション)だとわかると対処方法も見えてきます。
実際にするべき対処方法は以下です。
・過剰回内(オーバープロネイション)用モデルの靴を選ぶ
→実はほとんどのブランドがこのモデルのものを取り揃えているのでそれを選ぶ
・過剰回内を是正するインソール(中敷き)、医療用のインソール(中敷き)を着用する
→足のアーチを機能させるための「動き」を作るインソールを選ぶ
→国内では、superfeet社のインソールがおすすめ
この他にも普段の歩き方や立ち方を改善することが「外反母趾」への正しい対処法と言えます。
実際の原因に対して正しい処方がされているのか、しっかり見極める必要がありますので、まずは上記の対応から検討して頂けると良いと思います。
参考になっていれば幸いです。
